学校概要

MESSAGE 理事長メッセージ

学校法人 二本松学院 理事長 新谷 秀一

学校法人 二本松学院 理事長
新谷 秀一

真のキャリア教育を追求し、
社会・企業から求められる人材を育成し続けます。

本校は、開校以来「即戦力として社会に通用する人材の育成」を変わらぬ理念としてまいりました。京都府南丹市にビッグキャンパスを構え、専門教育設備を充実させたことにはじまり、在学中の「二級建築士」「木造建築士」「インテリアプランナー」取得システムの確立、「大学卒業資格」取得システム、さらには「一級建築士」の在学中合格を目指す「建築学科」の設置。これらはすべてその理念に基づくものです。
大学全入時代を迎え、大学の存在価値や大学教育の意義があらためて議論されておりますが、本校の目指す教育は一貫して変わることなく、常に時代を先取りし、学生の将来にとって有意義な教育システムを念頭に、二本松学院グループ校の京都美術工芸大学、京都伝統工芸大学校と連携し、よりよい教育の充実を図っております。
本校では今後とも時代のニーズに即応する専門教育はもちろん、幅広い教養や「人間力」の教育をさらに充実させ、実社会で即戦力として活躍できる人材、企業から求められる人材を輩出し続けてまいりたいと願っております。

世界のなかの、日本の実学。 学校法人二本松学院

私たち二本松学院は、建築、美術工芸、芸術の領域で「実学主義」を基軸とし、実社会で活躍する人材の育成を目指します。「即戦力」になれる知識と技術、人の暮らしと社会の未来を創造できる「人間力」を習得し、それらを世界へ発信できる「コミュニケーション力」を育む「真のキャリア教育」を実施しています。かつてバウハウス※が「すべての工芸は建築の翼のもとに」と提唱し、美術及び建築の総合的な教育を行いました。本学院でも国内外を問わず活躍する教員陣、産官学連携の授業を強化するなど、比類ない学びの環境を用意。技術や資格の習得だけでなく、ものづくりで未来を創造していける人材を育成しています。
2021年、二本松学院は30周年を迎えました。

※1919-1933年まで存在したドイツの総合造形学校。美と建築を総合的に教育し、その理念や思想は世界に大きな影響を与えた。

EDUCATIONAL POLICY 教育理念・方針

本校では実社会で即戦力として活躍できる人材、企業から求められる人材を輩出し続けることを目的として時代のニーズに即応する専門教育を行う。同時に幅広い教養や「人間力」の教育を実施する。KASDでは大学以上の学びが受けられる証として4つのポリシーを設け、実践している。

アドミッションポリシー

全ての入学試験で本校が求める学生

  1. 本校の教育理念・方針を理解し、建築・インテリア、あるいは木造や環境の分野に深い関心を持っている者
  2. 将来、本校で学んだことを活かした職業に就くことを目標としている者
  3. 各種資格取得ならびに建築技術の習得に、意欲的に取り組もうとする姿勢のある者
  4. 4年間の教育で「大学の学位(学士)、高度専門士(大卒と同等)」の取得に意欲があり、希望する者

ディプロマポリシー

所定の期間在籍し、所定の単位数を習得することにより以下の素養を身につけた学生に対して、それぞれ専門士(建築科2年制・建築専攻科1年制)、高度専門士(建築学科4年制)、学士の学位(建築専攻科2年制・建築学科4年制)を授与する。

  1. 建築・インテリアに関する幅広い知識、技能
  2. 建築業界で発展的に活かされる感性やプレゼンテーション能力、デザイン力、設計力
  3. 専門教育はもちろん、幅広い教養や「人間力」、総合的な人材力

カリキュラムポリシー

アドミッションポリシー、ディプロマポリシーを修得させるため下記の教育課程を編成、実施する。

  1. 一般教育科目、専門教育科目、その他必要な科目を学科(建築科、建築学科)ごとに、また建築科のコース(スタンダード[建築コース・インテリアデザインコース・⼀級コース]、エキスパート[⼀級 エキスパートコース・インテリアエキスパートコース])ごとに、体系的に編成する。
  2. 教育目的に合わせて、講義(オンラインを含む)・演習・実習を適切に組み合わせる。
  3. 職業実践専門課程認定校として、職業実践的な教育内容を適切に盛り込む。
  4. 発展的な感性、プレゼンテーション能力、デザイン力、設計力が身につくカリキュラム(研究室:ゼミ)を適切に盛り込む。
  5. 各種資格取得に繋がる資格対策講座をカリキュラムに盛り込む。
  6. 大学の学位(放送大学教養学の学士)取得に必要な科目をカリキュラムに盛り込む。
  7. 高度専門士(大卒と同等)取得に必要な科目をカリキュラムに盛り込む。

アセスメントポリシー(総論)

3つのポリシーに基づき、学修効果を検証する。

  1. アドミッションポリシーを満たす人材か入学試験、願書に調査事項を記載、調査書による
  2. ディプロマポリシーを満たす人材になったか専門士・高度専門士・大学の学位(学士)取得数、取得率による
  3. カリキュラムポリシーに則って学修が進められているか各種資格取得数、就職率

HISTORY 沿革

本校は、1991年に国際学園都市づくりを推進する京都府園部町(現南丹市)から誘致を受け、開校しました。郊外型のロケーションを活かし、今までの建築教育にはない新しいスタイルのキャリア教育を展開。今後もますます社会から求められる人材育成を追求していきます。

  • 1990

    学校法人二本松学院 京都府知事より京都国際建築技術専門学校設立認可を受ける
    1号館校舎竣工

  • 1991

    京都国際建築技術専門学校開校
    2号館校舎竣工

  • 1993

    専科設置届提出(京都府認可)
    二級建築士/木造建築士受験資格校認定
    国・京都府・伝統工芸産業界が一体となり財団法人京都伝統工芸産業支援センター設立(第3セクター)

  • 1995

    専門士称号付与認可
    3号館校舎竣工
    京都伝統工芸専門校開校

  • 1996

    4号館校舎竣工

  • 1998

    駐車場施設整備

  • 1999

    郵政省より「通信・放送機構」計画
    推進校として専門学校初の認定
    一級建築士受験資格校認定

  • 2001

    京都伝統工芸専門校が京都府認可の京都伝統工芸専門学校に認定

  • 2002

    放送大学との提携により、専科(大学卒業資格取得コース)設置届提出(京都府認可)
    5号館校舎竣工
    イギリス・ケーペルマナーカレッジとの提携調印

  • 2003

    京都伝統工芸館竣工・開館

  • 2004

    二本松学院 研修センター(6号館校舎)竣工
    第2次校地拡張整備造成工事着工

  • 2005

    二本松学院 駅前研修寮、栄町研修寮竣工
    7号館校舎、8号館校舎、9号館校舎竣工

  • 2006

    学生専用駐車場、二本松学院 駅前第3研修寮、第5研修寮竣工

  • 2007

    京都国際建築技術専門学校から〈専〉京都建築大学校へ校名を変更
    建築学科設置届出(京都府認可)
    京都伝統工芸専門学校から〈専〉京都伝統工芸大学校へ校名を変更
    二本松学院 駅前第2研修寮竣工
    京都伝統工芸館に皇太子殿下(現在の天皇陛下)行啓

  • 2008

    1号館校舎・2号館校舎・3号館校舎
    地球温暖化防止改修工事完了
    第3次校地拡張整備造成工事着工

  • 2009

    建築学科開設

  • 2010

    高度専門士称号付与認可
    大阪都島工芸美術館開館
    校舎東側(駅前)に正門竣工

  • 2011

    フランス エコール・ブール国立工芸学校
    工芸振興組合アトリエ・アール・ド・フランスと連携協定を締結
    グループ校京都美術工芸大学開設にともない10号館・11号館校舎竣工

  • 2012

    グループ校 京都美術工芸大学開学
    京都府福知山市と「文化芸術振興協定」を締結

  • 2013

    兵庫県川西市と連携協定を締結

  • 2014

    職業実践専門課程認定
    建築専攻科(1年制・2年制)設置届提出(京都府認可)
    京都府南丹市と包括的連携協定を締結

  • 2015

    建築科 建築コース・インテリアデザインコース開設
    建築専攻科(1年制・2年制)開設
    福井県鯖江市・鯖江商工会議所と包括連携協定を締結

  • 2016

    京都市と包括連携協定を締結
    全国育樹祭出席のため、皇太子殿下(現在の天皇陛下)が京都府南丹市を行啓
    京都新光悦村にてグループ校京都伝統工芸大学校の仏像彫刻専攻学生が制作した仏像をご見学

  • 2017

    京都府宮津市と包括連携協定を締結
    グループ校 京都美術工芸大学 京都東山キャンパス開設

  • 2019

    フランス エコール・カモンド装飾芸術学院と連携協定を締結
    グループ校京都美術工芸大学が「公益財団法人日本高等教育評価機構」による大学機関別認承評価を受け、「大学評価基準適合」と認定

  • 2020

    グループ校 京都美術工芸大学大学院工芸学研究科(建築学専攻)開設

  • 2021

    学校人二本松学院 30周年
    新谷秀一理事長が旭日中綬章を受賞

  • 2022

    京都美術工芸大学建築学部 開設

  • 2024

    京都美術⼯芸⼤学が京都芸術繊維⼤学
    および京都市⽴芸術⼤学と連携協定を締結