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2025.02.03 Topics

「町家特別講義」

京都建築大学校<KASD>在校生向けに、グループ校「京都美術工芸大学」の北岡慎也 講師 による「町家特別講義」を実施します。

▷北岡慎也 講師 プロフィール◁

京都には現在40,000~45,000軒の町家が残っているといわれています。一方で、毎年500~800軒が取り残され、京らしさが失われつつあることも事実です。

今回の特別講義は、京都に存在する“京町家”を取り上げ、その特徴や町家の改修等の事例や手法を学ぼうとするものです。3回の講義の中には、実際の町家を訪問して実測やスケッチを行います。

京都の町家は、単なる建物ではありません。それは、人々の暮らし、歴史、文化が凝縮されたかけがえのない財産です。この講義を通して、伝統と現代が融合する建築のあり方を模索することで、より豊かな都市空間を創造する力を養います。

京都でしかできない、この貴重な体験。建築の未来を担うKASD在校生にとって、この講義は大きな一歩となるはずです。