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2012.04.24 News
一級建築士合格者インタビュー
「一級建築士合格者表彰式」に出席していただいた合格者の方々に喜びのお話を伺いました。
■藤田時彦さん 〈13期生、高島高校(滋賀県)出身〉■
「一級建築士取得のために、昨年1月から学科の勉強をはじめました。
学科合格後は、製図を開始。製図試験までの約2か月間、仕事が終わった後も自宅で勉強するなど、頑張りましたね。
製図は1回目の受験で見事合格することができました。
今後は、現在の仕事を行いながら、一級建築士の資格を活かしていきたいです。」
藤田さんは、在学中に二級建築士資格を取得し、卒業後は設計事務所で設計を担当されています。
一級建築士取得のための勉強は、二級建築士の勉強が基礎になっているのを実感したとのこと。
製図試験対策の手描き製図も、やっていくうちに、在学中に描いた二級建築士の製図の感覚が蘇ってきたそうです。
「学生時代に、様々な建物を見て回ったり、スケッチも描ければ将来に役立ちます。」
と在校生にアドバイスも頂きました。
表彰式には、ご夫婦(奥様もKASD卒業生!)で出席していただきました。
■澤矢裕美さん 〈11期生、宝達高校(石川県)出身〉■
「今年の4月から工務店に勤務しています。結婚、出産してからブランクが2年ありましたが、一級建築士資格を取得して、再就職できました。
一級建築士の勉強は、家事と育児をしながら挑戦。2回目の挑戦で見事合格することができました。
試験直後は、手ごたえあったので、これで不合格なら仕方ないと思いましたね。
これまで、建築に携わる中で大変なこともありましたが、せっかく在学中に二級建築士を取得して頑張ってきたのだから、
ここであきらめてはダメだという思いでやってきました。
在学中に二級建築士を取得したことは、一級建築士の試験でも活かすことができました。製図の描くスピードや描き方の基礎が
学生の間に身についたので、何年か経った後でも、思い出せました。」
「住宅を建てるお客様の中には、女性の設計士を希望される方もいらっしゃいます。
建築は、これからもっと女性が活躍できる可能性のある仕事だと思います。」
学生時代には、やりたいことはなんでも積極的にすることが大事!とコメント頂きました。
当日は、遠方からご出席いただき、ありがとうございました!
※一級建築士は、全国合格率11.7%、合格者平均年齢32.2歳という難関国家資格です。
二級建築士も全国合格率24.8%、合格者平均年齢29.0歳という難関国家資格です。